産廃処理工場で2人死亡 破砕機内で発見 富士
2010/11/04
ニュース
4日午前8時40分ごろ、富士市五貫島の産業廃棄物処理施設の工場から男性社員2人が廃プラスチック破砕機内で倒れていると富士市消防本部に通報があった。同消防が救助に当たったが、2人の死亡が確認された。
富士署によると、死亡したのは、三島市東大場の男性(45)と沼津市今沢の男性(36)。2人は3日午後9時から2人で夜勤に就き、廃プラスチック破砕機を動かしていた。
ベルトコンベヤーから破砕機に送られた原料のプラスチックごみが詰まったため、2人は機械内のタンク内に入って除去作業をしていたとみられる。
同署は、その際に約3立方メートル以上、重さ約1トンのプラスチックごみが落下し、2人が埋もれたとみて調べている。
破砕機は収集したプラスチックごみを細かくする処理機械。現場は富士川緑地公園近くの工場や倉庫などが集積した場所。
出典:静岡新聞