産廃不法投棄の土建業者を再逮捕 愛知県警、別の処理受注容疑で
2010/02/22
ニュース
愛知県美浜町内に廃プラスチックなどの産業廃棄物が不法に埋め立てられた事件で、別の業者からも無許可で産廃処理を請け負ったとして、同県警生活経済課と緑署などは19日、廃棄物処理法違反(受託違反)の疑いで同県常滑市末広町、土建業金子茂樹被告(68)=同法違反の罪で起訴済み=を再逮捕した。
新たに、金子容疑者に産廃処理を委託した産廃処理会社「ティーエスクリエイト」社長の徳石正(47)=同県東浦町緒川=と同社統括部長の尾田保久(47)=同県半田市岩滑高山町、運搬業者の久保田幹雄(52)=常滑市本郷町=の3容疑者も逮捕した。
逮捕容疑では、徳石、尾田、久保田3容疑者は、昨年3月から11月まで、375回にわたって廃プラスチックなどを土に混ぜた産廃計3000トンを美浜町内の田畑に持ち込み、計225万円で金子容疑者に委託したとされる。
金子容疑者は無許可で産廃処理を請け負ったとされる。同署などによると、金子容疑者は10トントラック1台当たり6000円の価格で産廃処理を請け負っていたという。
金子、久保田両容疑者は「(産廃ではなく)土だった」と否認。徳石、尾田両容疑者は容疑を認めている。
出典:中日新聞