産廃を違法に処分 容疑で業者書類送検 大阪
2010/12/13
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産業廃棄物処理会社「西部開発」(藤井寺市)による産業廃棄物処理法違反事件にからみ、大阪、奈良の両府県警合同捜査本部は10日、西部開発から排出された産廃を搬入させ、処分したとして、同法違反(無許可処分業)容疑で、奈良県高取町の残土処分業者「新生コーポレーション」と同社元従業員(45)を地検堺支部に書類送検した。
送検容疑は、平成20年7~9月、西部開発から排出された木くずやコンクリート片計約720立方メートルを無許可業者に搬入させ、残土として埋め立て処分したとしている。
府警によると、西部開発から排出された産廃は、19年11月~21年6月で約1万8300立方メートル。同社はこの産廃を複数の業者に無許可で運搬させ、委託料約8900万円を払っていたという。
出典:産経ニュース