産廃の無許可受託、不起訴不当を議決--検察審査会 /大阪
2009/05/01
ニュース
正規の産業廃棄物業者でないのに硫酸ピッチの処分を請け負ったとして廃棄物処理法違反容疑で大阪地検に告発されたものの、不起訴(嫌疑不十分)とされた会社員の男性(60)について、大阪第2検察審査会は30日、不起訴不当の議決をしたと発表した。
議決などは、04年6月ごろと同12月ごろ、硫酸ピッチの入ったドラム缶約70個の処分を約90万円で知人から受託した、としている。
同審査会は「男性が府知事の許可を受けておらず、(有罪が確定した)解体業者らと共謀して硫酸ピッチの処分を受託したのは、男性や解体業者らの供述から確実。解体業者らだけ処罰されるのは不公平」と指摘した。
出典:毎日新聞