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産廃など不法投棄、宇宙から監視 環境省、人工衛星を活用

2009/09/24

ニュース

 不法投棄を宇宙からチェック――。山中などに不法に捨てられた産業廃棄物などを早期に発見するため、環境省などは人工衛星を活用した監視システムを 10月にもスタートさせる。

 自治体の要望に応じ、人の目が届きにくい場所を衛星が撮影、画像を分析して不法投棄の場所を割り出す仕組み。14の道府県市が参加するモデル事業として試行し、今年度末に成果を検証する考えだ。

 環境省によると、監視に使うのは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する地球観測衛星「だいち」。高度700キロの上空を周回しており、1年間に最大7回、同じ場所の撮影が可能。画像は特殊処理をすることで2.5メートルの物体まで識別できるという。

出典:NIKKEI NET

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