生ごみ減量に貢献、ボックスが完成
2013/08/07
ニュース
生ごみの減量化などに取り組む小城市環境を考える会(津上勝信代表)が「生ごみたい肥ボックス」を製作した。津上代表は「市内全世帯の3割程度を目標に普及を図り、生ごみ減量に貢献したい」と語り、今後、市民らに販売を計画している。少人数家庭用に小型化にも取り組む。
ボックスは県産の間伐材を使い、製作を同市の共同作業所「佐賀みょうが塾」に委託した。中に落ち葉や米ぬかを入れ、生ごみをたい肥化する仕組み。大きさは縦84センチ、横130センチ、高さ64センチで、処理能力は500リットル。
関係者へのお披露目では、実際に使用しているボックスを使い、生ごみ処理の様子を見学した。「発酵すると約60度まで温度が上がる」「処理がうまくいかないときは米ぬかを入れれば解決する」などと説明があった。見学者からは「家庭だけでなく、給食センターのような所に置いてみては」「利用法のマニュアルがほしい」などの意見が出た。
問い合わせは津上代表、電話0952(73)4400へ。
出典:佐賀新聞