生ごみでバイオマス発電 温泉街をモデル地区に
2015/02/19
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県は新年度、再生可能エネルギーの導入拡大に向け、食べ物などの生ごみが出す発酵メタンガスを活用したバイオマス発電の普及に取り組む。
県内の温泉街3地区をモデル地区に指定、実用化の可否を調査し、発電に必要な1日当たり3トン以上の生ごみを安定的に供給する仕組みを整える。2地区には発電機の導入費の一部を補助、一般家庭約70世帯分に相当する50キロワットの発電規模を見込み、利益を地域で循環させる流れをつくりたい考えだ。
県が18日、福島市で開いた福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の具体化に向けた県と市町村会議のエネルギー関連産業検討分科会で計画案を示した。
全国でも先進的な取り組みで、モデル地区で確立した仕組みを全県に拡大する狙いがある。
引用:福島民放