環境省・農林水産省 2016年度食品ロス量を発表
2019/04/17
ニュース
4月12日、環境省と農林水産省は、2016年度の国内においての食品廃棄物は2759万t、そのうち、食品ロス排出量が643万tだったと公表した。全体では、前年度比3万t減。食品廃棄物のうち、事業系が5万t減の352万t、家庭系が2万t増加の291万tだった。
世界の飢餓人口は8億2100万人と言われており、3年連続で増加している。2017年には、国連WFPが380万tの食糧支援を行っているが、日本の食品ロス量が上回る結果となっている。国連の持続可能な開発目標は、2030年までに飢餓ゼロを目指しており、世界全体で1人当たりの食料廃棄を半減させたいとしている。