環境省が産廃プラ処分を自治体に要請 東京都知事は難色示す
2019/05/19
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環境省は、増加する廃プラの処理を5月中にも自治体で焼却処理するよう要請するとしているが、東京都の小池百合子都知事は、5月17日の記者会見で、この件について難色を示した。
産業廃棄物として排出される廃プラスチックは増加の一途をたどっている。通常、一般廃棄物は市町村などの自治体で処理し、産業廃棄物は事業者が許可業者などに委託している。本来なら事業者によって処理されるべき廃プラを都内の清掃工場で受け入れるとなれば、一般廃棄物の処理に影響しかねないと懸念されている。