環境省 廃棄物処分場への太陽光発電導入・運用ガイドライン作成
2017/01/20
ニュース
環境省は、廃棄物の埋立処分場跡地への太陽光発電の導入を促進するためのガイドラインを作成する。同ガイドラインは、処分場への太陽光発電設置に伴うメリットとリスクを解説し、廃棄物処分場跡地への太陽光発電導入を具体的に検討しやすくすることを目的とする。導入のメリットを最大限に活かし、リスクを最小限にするための留意点や検討プロセス、既存の事例なども提示する他、処分場や太陽光についての「用語解説」も充実させる。また、導入に向けた段階を「簡易検討」と「詳細検討」に分け、利用しやすいガイドラインを目指す。
現在、全国で80箇所の処分場が太陽光発電を導入。環境省は、導入余地のある処分場はまだ多くあるとみており、今後もさらに「処分場を地域のエネルギーセンターとして有効活用する」ことを推進していく。