環境省 廃プラリサイクルを強化
2018/07/02
ニュース
環境省は、2017年から中国が廃プラの輸入規制を始めた影響で、国内で処理できない廃プラが急増しているため、廃プラリサイクルの強化に乗り出す。同省は、リサイクル業者が新しく設備を導入する際の費用を半分補助するといい、今年度15億円を支援する予定。全国で約20社が対象になる。2019年開催のG20でも日本は、廃プラ対策を主要な議題にしたいとしている。
2016年の日本国内の廃プラは899万tで、うちリサイクルされたのは、242万t。その半分以上が海外で処理され、現在の日本の処理能力は、年間80万t。