環境監視モニター:猟友会員区長など12人に委嘱 「産廃の不法投棄抑止を」 /宮城
2008/04/07
ニュース
角田署は4日、年々増加傾向にある産業廃棄物の不法投棄事案の抑止などを図ろうと、管内の角田市と丸森町に在住する区長や自然環境保護委員、猟友会員など12人を環境監視モニターに委嘱した。
県内の廃棄物不法投棄事件は増加傾向にあり、同署管内でも昨年5件6人を検挙した。環境監視モニターに、不法投棄や廃材の野積み、埋め立てなどを発見次第、通報してもらい、環境犯罪の未然防止につなげる狙い。
委嘱状の交付式で、同署の遊佐直由署長は「不法投棄や違法焼却事犯は悪質・巧妙で広域化し、社会問題となっている。環境破壊の未然防止に協力してほしい」とあいさつした。