現場巡回、廃棄物処理状況チェック/県と高松市
2009/05/22
ニュース
香川県と高松市は19、20の両日、建設廃材の再資源化などを義務付けた建設リサイクル法に基づく香川県内一斉パトロールを実施。県や市の担当職員が解体工事現場など計105カ所に立ち入り、廃棄物の処理状況などに目を光らせた。
パトロールは、同法が全面施行された2002年以来、5月と10月の年2回、全国一斉に実施している。
このうち高松市鶴市町の社員寮解体工事現場では、市職員ら6人が、現場責任者の説明を受けながら、解体方法や廃材の分別状況、標識の掲示の有無などをチェック。また、アスベスト(石綿)に関する法令などを記載したチラシも配り、適正な処理を呼び掛けた。
2日間の点検で大きな違反はなかったが、建設業の許可や登録標識の掲示がなかった10カ所で是正を指導した。また、解体請負業者の事務所5カ所も点検し、発注者への完了報告を書面で行っていなかった4業者を是正指導した。
出典:四国新聞社