燃料不足 ゴミ収集直撃
2011/03/22
ニュース
秋田市 週1回に制限
東日本巨大地震による燃料不足が、県内各自治体のゴミ収集にも影響を与えている。
秋田市は21日から来月1日までの間、ゴミ収集車の燃料確保が難しいとして、通常週2回行っている家庭ゴミの収集を、週1回(1世帯2袋まで)に制限する。月、木曜日の収集地域は月曜日に、火、金曜日の収集地域は火曜日にそれぞれ制限される。
同市環境都市推進課によると、ゴミ収集は6社に委託し、51台のゴミ収集車で回収しているが、収集日は午前8時半から夕方頃まで稼働させなければならないという。
しかし、委託各社によって、燃料確保の状況が異なることから、制限を決めたという。また同期間の資源ゴミの収集と、粗大ゴミの受け付けも停止している。
同課では、「不便を感じるかもしれないが、ゴミ減量に協力して欲しい」と呼びかけている。
横手市でも、通常週2回行っている可燃ゴミの回収を、23日以降、週1回にする。さらに、不燃・資源ゴミについては当分の間回収しないことも決めた。通常収集の再開時期は未定。ただし、市内に3か所あるごみ焼却場に直接持ち込むことは可能だ。
県環境整備課によると、秋田市、横手市を含め、13市町村が同様の取り組みを行っているという。
出典:読売新聞