無許可業者に産廃処理を委託容疑 三菱電機SSを書類送検 栃木
2010/07/12
ニュース
無許可で産業廃棄物を収集したとして、産廃処理業者が逮捕された事件で、宇都宮東署は9日、無許可業者に産廃処理を委託したとして、廃掃法違反(委託違反)の疑いで、法人としての三菱電機システムサービス(東京都世田谷区)と同社東京商品支社の環境管理責任者の男性社員(60)を宇都宮地検に書類送検した。
同署の調べによると、同社は平成20年3~6月、宇都宮市平出町の拠点で、廃プラスチック12立方メートルの運搬を無許可の産廃処理業者に委託した疑いが持たれている。
この業者は偽造した産廃許可証を示して契約しており、同署は許可証の確認を怠ったとしている。
同社の重里英夫社長が9日、同市内で記者会見し、送検容疑以外に、19年7月~20年6月、関東地区の13拠点で、産廃処理業者と委託契約を結ばずに産廃を排出するなど、不適切な処理を行っていたと公表。
チェック体制の強化や、担当者への再教育など再発防止策を発表した。
出典:産経ニュース