無許可業者に産廃処分委託、容疑の解体業者ら逮捕
2012/11/22
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産業廃棄物の運搬・処分を無許可業者に委託したなどとして、警視庁生活環境課は廃棄物処理法違反容疑で、家屋解体会社「田村解体」(東京都練馬区)役員、札川満被告(66)=同法違反罪で起訴=ら8人を逮捕し、法人としての田村解体を書類送検した。同課によると、いずれも容疑を認め、札川容疑者は「自社の資材置き場がいっぱいで困った」と供述している。
札川容疑者は1~3月、廃棄物約385トンの運搬・処分を無許可の競走馬育成会社「エスティーホースファーム」(千葉県睦沢町)社長の男(61)=同法違反罪で在宅起訴=らに計314万円で委託したとして、同法違反容疑で逮捕・起訴されていた。
8人の逮捕容疑は5月中旬ごろ、札川容疑者が、廃棄物計約130トンを茨城県坂東市の山林などに運搬・処分するよう、別の無許可業者に計117万円で委託したとしている。
出典:産経ニュース