無許可で産廃運搬など 産業廃棄物法違反で3人を逮捕
2010/10/25
ニュース
行政から許可を受けた範囲外で産業廃棄物の焼却や運搬を行ったとして、埼玉県警生活環境2課と大宮東署は24日、廃棄物処理法違反の疑いで、春日部市上蛭田、産業廃棄物収集運搬会社「イケダ」社長、池田江市容疑者(43)▽同市南中曽根、同社運転手、吉田哲也容疑者(40)▽三郷市早稲田、廃棄物処理会社「アースクリーン」の実質経営者、堀切茂容疑者(57)の3人を逮捕した。
生活環境2課などの調べでは、堀切容疑者は久喜市除堀のアースクリーンの焼却施設で、5月13日から28日までの間、5回にわたり、埼玉県の許可がないにもかかわらず、県外の産廃処理業者2社から受託した廃プラスチックを含む廃棄物を焼却処分し、池田容疑者らは、その燃えがら計約50トンをさいたま市の許可なく同市内の自社の保管場所に運搬した疑いが持たれている。
同課によると、イケダは埼玉県の許可を受け廃棄物の収集運搬業務を行っていたが、さいたま市の許可を受けていなかった。アースクリーンも、木くずの焼却処分のみで県の許可を受けており、廃プラスチック類については事業範囲外だった。
池田容疑者らは「事実とは違う」などと容疑を否認しているという。
出典:産経ニュース