無許可で産廃処理受託 容疑の社長ら2人逮捕
2009/09/29
ニュース
無許可で産業廃棄物の処理を請け負ったとして、愛知県警生活経済課と蟹江署は28日、廃棄物処理法違反(受託禁止)の疑いで大阪市都島区のリフォーム会社社長ら2人を逮捕した。
県警は、同法違反(無許可処分、受託禁止)の疑いで、ともに複数の重機窃盗事件で起訴されている名古屋市中川区、電気製品解体アルバイトの男(51)と本籍同市北区、無職男(51)の2人を逮捕する。捜査関係者が明らかにした。
関係者によると、リフォーム会社などは昨春から約1年間無許可で、マンションの改修工事現場から出た風呂おけや住宅の壁など数百立方メートルの処理を請け負い、アルバイトと無職の男の2人は無許可で、同県七宝町の釣り堀跡地に運び込ませた疑いが持たれている。
県はことし6月と7月にこれらの関係者に改善勧告し、県警は8月中旬に廃棄物処理法違反の疑いで関係先の家宅捜索を実施した。
県警は、マンションの改修工事を委託した東京都の住宅設備会社など3社の関係者についても同法違反(委託基準違反)容疑で書類送検する方針。
出典:中日新聞