災害ごみ焼却始まる 南相馬市
2011/12/21
ニュース
東日本大震災で被災した住宅から出た災害ごみの焼却処理が19日、南相馬市で始まった。
市が周辺住民の了承を得て焼却を開始した。
初日は同市原町区の北新田運動場に集積された畳や木くずなどの可燃ごみを4トントラックで焼却施設「クリーン原町センター」に運び込んだ。
同運動場に集積された災害ごみの放射線量は毎時0.5〜0.7マイクロシーベルト程度。
今後、1日に約16トンを運び出し、3月中には同運動場の可燃ごみの焼却を終える見通し。8000ベクレル以上の焼却灰はセンター内の最終処分場に一時保管する。
警戒区域を除く市内11カ所には計約61万トンのがれきが集積されている。
出典:KFB福島放送