漂着ごみ調査:浜中小児童ら40人が参加 量や種類など−−酒田の海岸 /山形
2014/06/08
ニュース
酒田市の浜中小(小野諭校長)の児童らが5日、学校近くの海岸に漂着したごみの量や種類などを調べた。
美しい海洋環境を守るため子供の時から意識を高めてもらおうと、酒田海上保安部(鈴木浩久部長)が同校に呼び掛けて2001年から毎年この時期に実施。同保安部で調査結果をまとめ、啓発活動に役立てている。
この日は4年生19人と教員、地域の海上保安部協力員ら合わせて約40人が参加。4班に分かれて10メートル四方を担当し、4区画合わせて43・2キロのごみを拾い集めた。
重さを計測後、ビニールシートの上に広げてプラスチックや発泡スチロールなど素材ごと、ペットボトルやレジ袋といった用途ごとなどに分類。それぞれを丁寧に数えてデータカードに記入した。中には中国製のサインペンやハングル文字が書かれた漁具なども。
班のリーダーを務めた丸山巧さん(9)は「ごみが多くてびっくり。みんなが泳いだりして楽しむ所なので、汚してほしくない。自分も気を付ける」と話していた。
出典:毎日新聞