渋谷油脂、コンビニなどの廃食用油から薬用ソープ
2009/02/25
ニュース
せっけん製造の渋谷油脂(神戸市、渋谷禎彦社長)はコンビニエンスストアや百貨店などから回収した廃食用油を原料に薬用ハンドソープや洗濯用洗剤を製造し、発生元の企業に戻す事業を始めた。外食産業や流通業が食品廃棄物のリサイクル率を2012年までに45%に高めるよう求める改正食品リサイクル法への対応策となる。
リサイクルに参加するのはファミリーマート、和食レストランを展開するサトレストランシステムズ、ユニー、高島屋の4社。ファミマの場合は国内7400 店のうち2400店が対象。いずれも「フライヤー」と呼ぶ揚げ物調理器から出る廃食用油を中心に回収する。専門業者が精製し、せっけんの主原料である脂肪酸に加工する。
出典:日経ニュース