海津市にメガソーラー 廃棄物処分場跡地を活用
2013/07/12
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◆シーテック起工式
中部電力グループの「シーテック」(名古屋市)が海津市海津町本阿弥新田の市有地に建設する大規模太陽光発電所(メガソーラー)「ソーラーパークかいづ」の起工式が9日、同所で行われ、関係者約50人が工事の安全を祈願した。
同市は2012年、一般廃棄物最終処分場の跡地の有効活用のため、メガソーラー事業計画を策定。公募で選ばれた同社に用地約4万5千平方メートルを貸し出した。市によると、市有地を使ったメガソーラー事業は県内初という。
太陽光パネル約1万1100枚を並べる計画で、最大出力は1990キロワット、年間発電量は一般家庭800世帯分に相当する約300万キロワット時を見込む。発電した電力は固定価格買い取り制度に基づき、中部電力に売却する。発電開始は来年2月の予定で、運転期間は20年間。
起工式では、神事の後、松永清彦市長が「自然エネルギーを活用し、環境に優しい海津市にしていきたい」とあいさつ。同社の松山彰社長は「地域の環境意識の高まりや経済発展の一助になるよう建設を進めたい」と抱負を語った。
出典:岐阜新聞