海から不法投棄ごみ 内の浦湾で清掃
2009/12/22
ニュース
和歌山県田辺市のNPO「内の浦湾を良くする会」(越原康之理事長)は19日、同市新庄町の内の浦湾で清掃活動をした。ダイバーは岸壁沿いの海底で、会員は船着き場周辺で、それぞれごみを集めた。海から不法投棄されたごみがいくつも見つかった。
2007年から、年に1度の清掃活動を続けている。今回は、大阪からボランティアで参加したダイバーと会員約20人が参加した。
海水温18度と冷たい風の中、女性2人を含むダイバー6人が次々と海底に沈んだごみを拾った。車のバッテリーやパイプいす、ガスコンロ、一つの袋にまとめた家庭用ごみもあった。
越原理事長(79)は「いろんなごみが見つかり、いつも残念な気持ちになる。昼間は人がいる場所なので、夜にごみを捨てるのだろう。ダイバーには毎年苦労してもらっている。不法投棄をする人には少しでもマナーを考えてもらわないと」と話した。
出典:AGARA