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沼津の産廃不法投棄:県が代執行、処分着手 /静岡

2013/01/23

ニュース

 沼津市西野の愛鷹山のふもとに廃プラスチックなど不法投棄された大量の産業廃棄物が放置されている問題で、県は22日、放置した業者に代わって一部を処分する行政代執行に着手した。

 県くらし・環境部の伊熊元則部長が午前10時、現場で代執行の開始を宣言すると、工事を請け負う建設業者が重機の搬入などを始めた。

 県廃棄物リサイクル課によると、沼津市の廃棄物処理業者「スルガ産業」(08年倒産)が00~04年に不法に投棄した廃プラスチックなどの産業廃棄物約23万立方メートルのうち、約1万8000立方メートルを搬出する。斜面の崩落を招きかねない特に危険な箇所を取り除くことが主な目的で、原状回復まではされない。

 工期は14年2月までの予定で、工事請け負い価格は5億5335万円。工事終了後に費用が確定し次第、業者の元社長の女性らに請求する。業者はすでに倒産しており、回収は困難視されている。

 同課によると、不法投棄は04年に発覚。県内の不法投棄事件の中で今でも過去最大の規模。県は11年に、元社長らに撤去を命じたが、資金不足を理由に履行困難とされ、今月18日に行政代執行を決めていた。

出典:毎日新聞

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