沖縄県産業廃棄物処理協同組合 廃棄物を燃料などに活用へ
2017/10/16
ニュース
沖縄県産業廃棄物処理協同組合は、汚泥からバイオマス燃料に、焼却灰を路盤材原料に活用する取組みを進めている。今まで、飲食店などから排出される有機汚泥は、脱水処理し、残りかすを肥料として再生していた。新規事業では、脱水処理する前に油分を分離し、発電燃料として活用できる油を取り出す。分離の際は、食品加工工場で使用されている機器を応用した機材を使用するという。
一方、焼却灰について、灰から有害物質を除去し、路盤材原料に再生する事業も進めている。
環境基準に適した品質の灰にする無害化技術も確立した。
同組合は、今後も廃棄物処理の方法を模索し、リサイクルに取組んでいく。