業務停止:汚泥処理方法の確認怠る 県が業者を処分 /徳島
2010/08/18
ニュース
県は16日、徳島市秋田町のビル建設現場から出た汚泥の処理方法の確認を怠ったとして、処理を請け負っていた産業廃棄物処理運搬業者の明光(同市大原町)を17日から20日間、業務停止にした。
建設工事の元請けの西松建設四国支店(高松市)に対しては文書による警告を、下請けの創基工業(同)には文書による指導を行った。
県環境整備課によると、明光は今年6月、建設現場の杭(くい)工事で出た汚泥約22トンについて、産廃に当たるかを確認せずに徳島市渋野町の山中に運んだ。西松建設と創基工業も確認しないまま、汚泥を運搬車両に積み込んだという。
外部からの通報を受けて県が調べ、判明した。汚泥は産廃処分場で処理され、判明後は別の業者が処理している。有害物質は確認されていないという。
出典:毎日新聞社