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栃木県の産廃不法投棄が減少。小口化し、件数は増加傾向

2015/06/26

ニュース

 

 2013年度の栃木県の産業廃棄物不法投棄の発覚量が610トンで、2012年度の3,926トンから大幅に減少したことがわかった。13年度は、12年度にあったような2,500トン超えの案件がなかったことに加え、100トンを超える案件が2件だったことなどが要因だという。しかしながら、件数自体は、12年度の7件から、13年度は12件に増加しており、不法投棄が小口化している。

 13年度に発覚した案件で最大だったのは農業系廃プラスチック類で161トンだが、12年度の最大は.2,500トン超えの案件以外にも710トンが1件と300トンが2件と規模が大きかった。

 

 環境省のまとめによると、1件当たり10トン以上の全国の不法投棄状況でも、1件当たりの平均不法投棄量は、12年度の235トンから13年度は181トンに減少している。13年度発覚した案件のうち10件が撤去を完了し、残りの2件、合計172トンは県が撤去を指導中。

 県内の不法投棄残存量の累積は13年度末で、100件、299,575トンで、12年度末の101件、3084トンからわずかに減少している。

 

 

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