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栃木市の産廃不法投棄に行政指導

2008/07/07

ニュース

栃木市鍋山町の石灰原石の採掘会社敷地内で大量の産業廃棄物が見つかった問題で、県は4日、同社に排出責任があるとして産廃の撤去を求めるよう行政指導する方針を明らかにした。

県の調べによると、産廃は約40年前に不法投棄されたもので、搬入業者の特定はできていないという。

見つかった産廃は、ガラス片や古タイヤ、大手食品メーカーの包装用ビニールや大手印刷会社(東京)の新社屋移転の資料、東京都北区の袋・図などで、土砂も含め約1万立方メートルに及ぶという。現在採掘会社が土砂と産廃を選別する作業を進めている。

廃棄物処理法は、事業活動で生じた廃棄物は事業者の責任で適正処理すると定めているが、県は「産廃を見つけた敷地内で産廃を動かした以上、採掘会社に排出責任がある」としている。

出典:産経新聞

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