松山・産廃施設不備 市が新たに6100万円支出
2012/11/29
ニュース
ずさんな管理で周辺環境への影響が懸念される愛媛県松山市菅沢町の産業廃棄物処理会社「レッグ」(米子亀男社長)の最終処分場問題で、市は27日、大規模調査で破損が見つかった処分場地底の遮水工(シート)の対策費として、新たに6100万円を支出することを明らかにした。本年度の同処分場関連の支出は計約1億6400万円となった。
市議会環境下水委員会で理事者が報告した。
市廃棄物対策課によると、遮水工の破損で農業用水路から廃棄物や汚水の外部流出を確認。今後、地下水路の耐震性や汚水流量の調査などを行う。対策として水路付け替えや廃棄物除去、遮水板の設置などが想定されており、年明けに開く市審議会で具体策を検討する。
出典:愛知新聞社