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東武商事 リサイクル工場2棟など新設

2018/05/30

ニュース

廃棄物の中間処理、収集運搬を手掛ける東武商事株式会社は、本社近くの埼玉県松伏町と吉川市にまたがる地域にリサイクル工場などを新設する。廃棄物の分別を、よりきめ細やかに行い、リサイクル率を2倍以上にしたいとしている。リサイクル工場2棟を新設し、本社棟は8階建てにし、研究棟も新設する。敷地面積は、8,500㎡、工場棟の総延べ床面積は約9,692㎡。完成は今年12月末の予定で、2019年2月の稼働を目指す。

新設されるのは、汚泥や廃酸を微生物処理する設備と、廃飲料容器などを破砕・圧縮する設備。既存の汚泥や廃油のリサイクルの処理能力も拡大し、災害時などの廃棄物の受け入れ体制も整える。また、多種の液状廃棄物の受け入れが可能なように処理槽を多数設置。食品や飲料などの廃液を微生物で浄化処理できる設備は、埼玉県で初。さらに、金属や樹脂、陶器などを破砕、圧縮する設備を同社としては初めて導入し、缶飲料などの廃棄物の処理を効率的に処理する。既存の汚泥処理能力は現在の約13倍に、中和は約7倍に、油水分離は約19倍に、廃棄物の保管容量は全体で約5倍になる。

吉川リサイクルセンターの敷地内には、工場棟を増築する予定で、コンクリート固化施設や汚泥、燃え殻の保管、木くずや金属などの積み替え保管施設となる。処理能力は、コンクリート固化は約5倍、保管容量は約10倍となる予定という。

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