東総リサイクルC事業停止 香取の産廃処理業、負債5億
2012/12/28
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帝国データバンク千葉支店によると、香取市の産業廃棄物処理業、東総リサイクルセンター(品村中宏社長)が25日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。負債額は約5億4千万円。
1996年10月設立の同社は、同市小川に自社工場を所有し、廃プラスチック、木くずなどの処分、産業廃棄物の固形燃料リサイクル事業などを手掛け、2003年8月期には売上高4億6800万円を上げていた。しかし、同年に産廃処理に関する提出書類の手続き不備により県から90日間の業務停止処分を受けた上、自社工場で火災が発生し固形燃料リサイクル事業が休止。04年の売上高は6千万円にまで落ち込み、赤字決算を余儀なくされた。
出典:千葉日報