東横イン松江の廃材不法投棄、元社長に有罪判決
2009/03/10
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松江市のホテル「東横イン松江駅前」で昨年5月、地下配管室から硫化水素が発生した事件で、発生源の建築廃材を不法投棄したとして、廃棄物処理法違反罪に問われた東横イン(本社・東京)創業者で元社長の西田憲正被告(62)の判決が10日、松江地裁であった。
吉井隆平裁判長は「最高経営責任者としての責任は大きいが、役員を退くなど反省している」として、懲役2年4月、執行猶予3年、罰金150万円(求刑・懲役3年、罰金150万円)の有罪判決を言い渡した。
判決によると、西田被告は関連会社「東横システム電建」(本社・東京)の清原良昭元副社長(65)、岡島弘幸元現場責任者(44)(ともに同罪で懲役2年、執行猶予3年、罰金100万円が確定)らと共謀。2004年10~12月、同ホテルの内装工事で出た石こうボードなどの建築廃材約30トンを地下配管室に捨てた。
出展:読売新聞