東日本大震災:宮城のがれき、山形で受け入れ開始 廃棄物処理会社、木くずをチップ化 /山形
2012/05/01
ニュース
山形市飯塚町の廃棄物処理会社「クリーンシステム」は25日、東日本大震災で被災した宮城県から災害廃棄物(がれき)の受け入れを始めた。
宮城県岩沼市の仮置き場から木くず約6トンが搬入され、同社は早速、木くずを破砕しチップ化した。同日破砕した木くずは5月1日にも米沢市の合板メーカーに木質ボードの原料として再出荷する。
放射線への市民の不安を取り除こうと、宮城県、クリーンシステム、山形市は放射線測定の徹底を図る。宮城県は岩沼市の仮置き場でセシウム濃度を月1回、敷地内5カ所で空間放射線量を毎日1回測っている。
そのほか山形市に搬出する木くずの山を毎日1回、木くずを積み込んだトラックを発車前に1台ずつ測る。
クリーンシステムもトラックが同社敷地内に入る直前に1台ずつ測り、さらに敷地境界5カ所を週1回測る。山形市も同社の敷地境界5カ所を独自に月2回、周辺地区7カ所を月2回測る。
出典:毎日jp