東名高速道路側道などで不法投棄物撤去作業、不燃ごみ105キロなど回収/秦野
2010/07/26
ニュース
不法投棄物の撤去作業が23日、秦野市西大竹の東名高速道路秦野中井インターチェンジ(IC)付近と同高速道路側道付近で行われた。
秦野地区不法投棄防止キャンペーン事業実行委員会(委員長・遠藤巌市自治会連合会理事)の主催。自治会関係者や県、市職員など30人が参加した。
遠藤委員長が「不法投棄は後を絶たない。きれいな町並みを守るお手伝いができれば」とあいさつした後、参加者はタオルや作業手袋を受け取り、IC付近と側道の2カ所に向かった。
作業場所では一人一人ビニール袋を手に、道路脇の雑草内に投棄されている空き缶、ペットボトル、弁当殻、紙類などを回収。猛暑の中、全員汗まみれとなりながら、不燃物と可燃物に分けながら黙々と手を動かしていた。
機械用のオイルが入っていた空き缶、家庭用ソファ、ベッドのスプリングなども回収された。実行委事務局長の橋本晋一市清掃事業所長は「不法投棄を放置することは新たな不法投棄を誘発する。地域ぐるみで撤去することが防止に役立つ」と話していた。
撤去作業は年3回実施されているが、ペットボトルや空き缶などの投棄が後を絶たないという。今回は紙類などの可燃ごみ110キロ、空き缶など不燃ごみ105キロが回収された。
出典:カナロコ