東京地区 銅、黄銅系リサイクル原料相場が続落
2017/09/21
ニュース
東京地区の銅、黄銅系リサイクル原料相場が続落し、9月上旬には、指標の電気銅建値がt当たり80万円の大台となった。実勢価格1号銅線がkgあたり625~635円、1号新黄銅(セパ)がkgあたり510~520円で、先週比、各kgあたり約10円~5円安くなった。電気銅建値は、9月7日に、tあたり、80万円になり、その後11日、14日と続落した。
銅・黄銅系リサイクル原料の発生は、9月上旬頃までの電気銅建値の上昇基調により、回復の兆しがあったが、足元では相場続落から低調した。中間決算を控えた電線メーカーなどのの原料購買意欲が下がり、荷動きの低迷につながっているとみられている。
また、国際指標となるロンドン金属取引所(LME)の銅地金価格は、t当たり7,000ドルだったが、足元ではtあたり6,500ドル台まで下落している。