来春稼動へ リサイクルセンター起工式
2009/07/03
ニュース
金属ごみやペットボトルなどから資源物を回収し、再資源化を目的に来春から稼動する「(仮称)伊賀市リサイクルセンター」の起工式が7月2日、同市治田のさくらリサイクルセンター東隣にある建設予定地であり、施工業者や市関係者ら30人が工事の無事を祈った。
市清掃事業課によると、同施設では、金属性粗大ごみと金属類、アルミ缶、ペットボトル、びん、プラスチック製容器包装を3つのラインで選別、破砕した後、純度を高めた鉄やアルミなどを回収し、リサイクル事業者に売却する。
施設は鉄骨・鉄筋コンクリート造3階建てで、延床面積は3280平方メートル、総工費は約12億7000万円。5時間で計17・3トンの処理を行うことができ、金属については、これまでのしらさぎクリーンセンターでの処理よりも純度の高い鉄やアルミが回収できるという。
工事業者が主催するこの日の起工式では、黒瀧神社の森宗博宮司による神事の後、内保博仁市長が「国の交付金事業としての採択もあり、無事に起工の運びとなった。計画通り立派な施設を完成させてほしい」と祝辞を述べた。
出典:伊賀タウン情報ユー