有料化後、ゴミ3割減…札幌、リサイクルは急増
2009/08/04
ニュース
札幌市は3日、家庭ごみの収集有料化を始めて1か月の状況をまとめ、発表した。
7月のごみ収集総量は約3万トンで、前年同月の約4万2200トンに比べて、29%の減となった。種類別では、「燃やせるごみ」が約1万8500トンと、前年同月の約3万2200トンに比べて43%減。昨年まで燃やせるごみだった「雑がみ」や「枝・葉・草」を加えても30%減った。「燃やせないごみ」も前年同月比で80%減の約900トンになった。
一方、リサイクルするごみの量はこれまでの「びん・缶・ペットボトル」「容器包装プラスチック」に「雑がみ」と「枝・葉・草」が加わったため、約9600トンと、ほぼ2倍になった。全体に占めるリサイクルするごみの割合も前年同月の10%から32%に増えた。
有料ごみ袋の使用率は、燃やせるごみで99%、燃やせないごみで96%と高かった。
出典:読売新聞