暴力団排除:リサイクル製品、認定を取り消し 県が産廃業者を /福岡
2010/11/08
ニュース
県は5日、経営者が暴力団幹部と交際があるとして、産業廃棄物処理業者「クリーンホープ」(八女市)が再生資源を使って製造する路盤材について、県認定リサイクル製品の認定を同日付で取り消した、と発表した。
県暴力団排除条例の施行後に設けられた暴排条項に基づく措置で、公共工事以外での排除は初めて。
取り消されたのは、道路工事の際にアスファルトの下に敷き詰める路盤材。循環型社会形成を目的に、品質、環境安全性など一定の基準を満たす製品を、県発注工事などで優先的に利用する制度の認定を08年1月に受けていた。
県警から連絡を受けて、取り消しを決めた。県は昨年度、同社製品を約7200立方メートル(約1200万円)購入したという。
出典:毎日新聞社