日清食品 カップ麺の容器を生分解性プラスチックに
2018/08/27
ニュース
日清食品ホールディングスは、2.3年を目処に、カップ麺容器を自然分解する生分解性プラスチックに変更していくと発表した。生分解性プラスチックとは、微生物により分解され最終的に二酸化炭素と水になる環境に配慮したプラスチックのこと。環境には優しいが、生産量が少なくコストがかかるといい、容器を変更した場合、カップ麺の値上げを余儀なくされるとみられている。8月24日に行われたチキンラーメン誕生60年を記念する記者会見で、安藤社長は、環境負荷低減を目指し、今後、袋麺の袋やカップ麺のカップなどを生分解性の素材へ置きかえていきたいと話した。
プラスチックごみによる海洋汚染などの問題が深刻化する中、スターバックスや、すかいらーくなどの大手外食産業がプラスチックごみを減らす取組を活発に行っている。