日本製紙 工場にPCBを含む廃棄物、大量保管
2019/01/28
ニュース
1月25日、製紙業界大手の日本製紙株式会社が、福島県いわき市の工場と神奈川県横浜市の工場において、有害物質であるPCBを含んだ廃棄物を大量に保管していたと発表した。廃棄物の内容は、約518tに及ぶPCBを含んだ複写紙や泥状の物質。
1971年頃まで、同社では、福島にある勿来工場において、PCBを原料にした複写紙を製造していたという。社内調査を行った結果、製造する過程で排出した廃棄物がそのまま保管されていたことがわかったという。