日本紙パルプ商事、廃棄物リサイクル参入 熊本に処理施設
2009/02/23
ニュース
紙代理店最大手の日本紙パルプ商事は廃棄物から再生樹脂や固形燃料を製造・販売するリサイクル事業に参入する。熊本市内の回収業者と共同で40億円を投じて中間処理施設を建設し、2010年春に稼働させる。不況や少子化で国内の紙需要が減少するなか、環境分野で事業拡大を狙う。
日本紙パルプ商事は熊本市内の4業者でつくる有価物回収協業組合・石坂グループ(熊本市)と中間処理施設を運営する共同出資会社を設立、建設準備を進めてきた。総投資額のうち日本紙パルプ商事が28億円を、石坂グループが12億円を負担する。
出典:日経新聞