日本政策投資銀行 バイオマス発電事業に融資
2017/10/05
ニュース
日本政策投資銀行は、株式会社シーエナジー(中部電力グループ)とフルハシEPO株式会社が愛知県半田市で計画しているバイオマス発電事業に融資を実施した。太陽光発電などの新エネルギー事業を手掛けるシーエナジーとバイオネス燃料のチップ製造などリサイクル事業を展開するフルハシEPOは事業会社「CEPO半田バイオマス発電」を立ち上げ、再生可能エネルギーの開発を行っている。
同社では、シーエナジーが90%、フルハシEPOが10%出資し、「CEPO半田バイオマス発電所」の建設を予定しており、2019年10月の運転開始を目指している。想定される発電電力量は、50MW(5万kW)の出力で年間約3億7,000万kwh(一般家庭の約11万9,000世帯の年間消費量相当)。燃料は、木質リサイクルチップとパームヤシ殻で、年間15万tのチップと13万tのPKSを使用する。
今回の日本政策投資銀行の融資は、地域の環境保全と成長に貢献する取組みを支援する一環。