日本政府、タイ東北部のごみ処理施設整備に371万バーツ供与
2014/01/14
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【タイ】日本政府はタイ東北部ルーイ県のごみ処理施設整備計画に371万バーツの無償資金協力を行う。9日、在タイ日本大使館で佐藤重和大使と非政府組織(NGO)「公共社会ボランティア協会」のラムパーン代表が署名を交わした。
計画の対象地であるルーイ県ワングサプング郡はごみ収集能力が現状に追いつかず、ごみ最終処分場の許容能力が限界に近づいている。環境保全意識やモラルの欠如から、不法投棄ごみも増加し、農業用水、土壌が浸出水によって汚染され、悪臭と虫害で日常生活に支障をきたしている。
計画では、「公共社会ボランティア協会」が行政機構や住民組織との協働で、資源再利用に関する研修、ごみ収集能力向上のための車両調達、ごみ処理施設(バイオコンポストや有機ごみ加工施設など)の設置などを行う。
出典:newsclip