日光・男体山の治山工事、産廃6トン不法投棄
2010/11/19
ニュース
栃木県日光市の男体山(2486メートル)に産業廃棄物を不法投棄したとして、県警は18日、宇都宮市下金井町、建設会社「和久建設」社長、和久貴則(31)、父親で同社会長の和久芳夫(58)の両容疑者を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した。
発表によると、両容疑者は2009年9月上旬、国から請け負った同山8合目(約2050メートル)付近の治山工事で、工事によって出たコンクリートがらや木くず、廃プラスチックなど約6トンを地中に埋めた疑い。
現場は、日光国立公園の第一種特別地域。同社は、がけ崩れなどが起きやすい場所を補強するため、コンクリート製のせき設置工事などを担当していた。
出典:読売新聞