政府が廃棄スマートフォンなどの輸入規制を緩和
2017/03/13
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政府は、廃棄されたスマートフォンやノートパソコンの輸入拡大に向け、規制を緩和すると発表した。これは、金やニッケルなど希少な有用金属を含む電子機器のリサイクルを増やすことが狙い。経済産業省は、今回の法改正で、約1,000億円の経済効果を試算している。
3月10日には、政府は閣議内で、鉛や水銀を含む使用済み家電などが混ざった雑品スクラップについて、廃棄物処理法改正案を決定。現在、業者は、環境規制の緩い途上国から廃棄されたスマートフォンなどを輸入する際、約6カ月間の審査を義務付けられているが、これを撤廃する。