放置の産廃撤去完了 津山
2011/11/14
ニュース
県は14日、津山市桑下の民間の産業廃棄物中間処理施設に大量に放置されていたシュレッダーダスト(自動車などの破砕くず)の撤去を完了したと発表した。
処理施設は同所の栄研工業が所有。県によると、同社は1995年の処分開始直後から許容量を超える持ち込みが判明し、改善命令にも従わず休眠状態となったため、県が2006年から撤去を進めていた。
撤去したシュレッダーダストは美咲町の業者に委託して再利用できる金属などを選別した後に焼却し、燃えがらは県環境保全事業団が所有する倉敷市内の最終処分場に埋め立てた。総量1万3300トン、処理費用1億3520万円に上り、県は同社の代表者らに支払いを求める方針。
出典:山陽新聞