改善命令:県が業者に産廃撤去の命令 廃プラ4メートル野積み /三重
2012/04/11
ニュース
いなべ市大安町丹生川上の土地に多量の産業廃棄物を保管基準に違反して放置しているとして、県は6日、松阪市嬉野小村町の廃プラスチックリサイクル業「テクノアート」(青山明憲社長)に対し、基準を上回る高さに積み上げられた産廃の撤去など4項目の改善命令を出した。
県廃棄物監視・指導課によると、同社は河川敷に隣接する3600平方メートルの土地に、1万1600立方メートルの廃プラスチックを約4メートルの高さに野積みにしている。
廃棄物処理法の保管基準では、崩れないよう一定の傾斜で積み上げるよう定めているが、同社は基準を上回る傾斜で保管。周囲の囲いも一部が破損しており、産廃が隣接する畑などに飛散しているという。
命令は、産廃1830立方メートルの撤去や破損した囲いの修理などで、5月7日までに着手し、10月9日までに完了するよう求めた。
出典:毎日jp