措置命令:佐賀の産廃業者に適切処理を /佐賀
2012/12/26
ニュース
県循環型社会推進課は21日、佐賀市大和町川上の産業廃棄物処理業「ニシカン」と原田修二郎社長に対し、唐津市厳木町の同社の中間処理場にある廃油が入ったドラム缶2000本など未処理の廃棄物を搬出し、適切に処理するよう求める措置命令を行った。
同課によると、08年7月に、この処理場に保管基準を超える約8000本の未処理の廃油入りドラム缶を確認した。撤去などの指導をしたが今年7月、処理場の焼却施設が故障で休止。再開の見込みが立たない中、廃油入りドラム缶2000本や廃プラスチック類約360トンなどが未処理のままになっている。
金属腐食が進んでいるドラム缶もあり、生活環境に影響する可能性があることから、措置命令を行った。期限は来年6月20日。
出典:毎日新聞