愛知県警、不法投棄摘発増える 12年1~11月 県警まとめ
2012/12/17
ニュース
県警生活環境課は十三日、今年一~十一月の廃棄物不法投棄の摘発数をまとめた。家庭ごみの不法投棄は十一件で前年比二件増、ごみの野外焼却は八件で三件増となった。
不法投棄では十一月にペットボトル約三キロを空き地に捨てた女が罰金十万円、十月に雑誌や生ごみ、ペットボトルなど約十キロを空き地に捨てた会社員の男が罰金二十万円、一月に冷蔵庫や自転車など約三百キロを空き地に捨てた男が罰金五十万円などとなっている。
野外焼却では、三月に四十代の中国人の男が妻らと自宅の畳や廃材など約二百七十キロを河川敷で焼却し、罰金五十万円となった。
同課によると不法投棄は「ごみの分別が面倒くさい」などが理由。生ごみや空き缶、ペットボトル、段ボールなどが多く捨てられた。野外焼却は廃材を燃やすケースが多かった。
摘発した不法投棄事件のうち、県が住民からの要請を受けて越前市入谷町に監視カメラを設置し、魚のあら二キロを捨てた男が摘発された事件もあった。
出典:中日新聞