愛知県 汚水.流出のリサイクル工場に使用停止命令
2019/02/15
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名古屋港に汚水を流出させたとしてリサイクル会社の熊本清掃社の元社長らが逮捕された事件で、2月14日、同工場に対し、名古屋市が使用停止命令を出した。元社長らの逮捕後も工場からは、基準値を上回る汚水が流出していたという。
同市は、水の簡易検査を実施していたが、水の汚れの指標となる化学的酸素要求量の数値が高かったため、専門機関が本格的な水質調査を行っていた。その結果、7回の検査のうち4回が県の基準を超えており、その数値は最大で3.9倍だったという。汚水の処理施設に異常があり、整備しないまま工場は稼動していたとみられている。